前回は「誰に・何を売っていますか?」という話をしましたが、
ターゲットと商品が明確になると、
検索エンジン対策として狙うべきキーワードが決まってきます。
では具体的にどのようにキーワードを選定していけばよいのでしょうか?
このときにネット上にいくつも存在している、
キーワード選定ツールのサービスを利用することが勧められていますが、
このツールだけに頼るのは危険と考えています。
キーワードツールで一番有名なのが、
Googleキーワードプランナーでしょう。
https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
もともとGoogleアドワーズ内のツールなので、
ログインは必要ですが、特に広告を出稿しなくても、
無料でツールを使うことが可能です。
販売したい商品を入力するだけで、
どのようなキーワードで検索されているかの候補を
一覧表示してくれる優れものです。
例えば「スマホケース」と入れて検索すると
「スマホケース ○○」という感じで、
どんな言葉と一緒に検索されているかだけでなく、
「iphone6 ケース」のように機種名で検索されることが
意外と多いというようなことまで分かります。
でもこれがキーワードツールの限界で、
「誰に」というターゲットの視点で一覧はしてくれません。
(地域は限定して一覧は出来ます。)
ツールで出てきたキーワードの中から単純に、
アクセスが多くて競合が少ないものだけ選んでいると、
本当に狙っているキーワードではないものが含まれてしまいます。
ツールを使ってとにかくたくさんのキーワードを、
200~300くらいピックアップしてから、
実際にターゲットに合ったキーワードを選択していくこと、
これは人間でないとできない作業です。
男性向けか女性向けか、子供向けか、高齢者向けか、
何に悩んでいる人向けなのか・・・
自分(自社)の都合をまずは排除して、
ターゲットとなる人の気持ちになって、
その人たちが「どの言葉で検索するのだろう?」と、
しっかり頭を使って考える必要があります。
そうして導き出されたキーワードを使って、
ホームページやブログのタイトルタグや文章を見直すと
アクセスが増え成約率がアップするきっかけになります。